先週の土曜日にサマータイムが終わり、日本との時差が7時間になったフィンランド。
日が昇るのは7時半、日が沈むのは16時半。
太陽が出ている時間はたったの9時間だけです。
最初に冬を感じたのはスーパーマーケットでグロギ(Glögi)というスパイスがたくさん入ったホットドリンクを見つけた時でした。
カフェでもこの時期はメニューに加わっていたりします。
グロギにはジュースがベースのものとワインがベースのものがあって、どちらも飲む時にはアーモンドとレーズンを浮かべるのが特徴です。
最近ではプレゼント用のチョコレートやアドベントカレンダー、クリスマスパイ(Joulutorttu)のためのジャムなどのクリスマスコーナーもよく見かけるようになりました。
クリスマスパイは、パイシートを折り紙のようにたたんで高温でも溶けないジャムを乗せてオーブンで焼くだけの簡単デザート。
仕上げに粉砂糖をかければ雪みたいでもっとかわいくなります。
郵便局でもクリスマスを見つけました。
フィンランドではクリスマスカードは12月25日までに届くように送るので、そろそろカード選びを始める頃なのかもしれませんね。
届いたクリスマスカードをお部屋に飾るのもクリスマス気分を盛り上げる要素のひとつ。
12月に入るとクリスマスマーケットが始まったり、イルミネーションがされてますます町中はにぎやかになります。
さてさて、2ヶ月に渡って書かせていただいたこのコラムですが、ついに私の帰国日が近づいてきてしまいました。
フィンランドの生活の風景、楽しんでいただけたでしょうか?
秋は観光シーズンではないと思われがちなフィンランドですが、デザインのイベントが多く、紅葉も美しく、10月にはセールをするお店も多いのでこの時期に旅行をするのも楽しいです!
私も秋にフィンランドへ来たのは初めてでしたが、日がだんだんと短くなって明るい時間が減ってどんどん暗くなっていく景色を感じたり、10月なのに気温がマイナスを切って(!)雪がうっすらと積もっているのを見たりと色々な驚きの経験をしました。
今回の滞在の目的の一つだった研究もたくさんの協力があり、これから面白くなりそうです。
日本に帰ったらしっかりとまとめようと思います。
皆さんご拝読いただきありがとうございました!Kiitos!
No Comments